腸内環境を整えて、太りにくく痩せやすい体質に改善する「腸活ダイエット」がTV、雑誌などの様々なメディアで話題を集めています。

そのため、ここ数年で腸活ダイエットサプリもいろんなメーカーから発売されるようにもなりました。

しかし、いざ腸活ダイエットサプリを買おうと思っても、種類が多すぎてどれを選べばよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、数ある腸活ダイエットサプリメントの中から、口コミで話題になっているものを中心に、上手な選び方なども説明しながら、おすすめの人気商品を紹介いたします。

ぜひ参考にしていただければと思います。

腸活ダイエットサプリの注目成分

サプリメントを選ぶときに、いくつか考えておくべきポイントはありますが、やはり基本となるのは、自分の目的にあった成分が配合されているものを選ぶということです。

ダイエット効果を期待して腸活サプリメントを選ぶのであれば、まず思い浮かぶのが乳酸菌

しかし、ひとことで乳酸菌サプリといっても、便秘を改善する目的でつくられたもの、肌荒れの改善を目的としてつくられたものなど種類はさまざまです。

これは同じ乳酸菌でもたくさんの種類があり、それぞれの乳酸菌で作用が違ってくるからです。

そのため、腸活ダイエットサプリを選ぶにあたっては、ただ単に乳酸菌が含まれているサプリメントを選ぶのではなく、よりダイエットの効果を高める成分が配合されているものを選ぶのがコツです。

ここからは、腸活サプリメントを選ぶうえで事前に知っておいたほうが良い成分について詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

サプリを上手に選ぶには、成分についての理解が必要

多くのメディアで注目を集める乳酸菌生産物質

ヨーグルトや乳酸菌飲料を毎日欠かさず飲んでいるのに、なかなか効果を実感できないという方は多いのではないでしょうか。

実はヨーグルトなどに含まれる乳酸菌は、腸に届く前に胃酸などで死滅してしまったり、定着せずに便と一緒に排出されたりと、腸内で機能していないことが多々あります。

そういったことを防ぐために開発されたのが「乳酸菌生産物質」で、痩せている人の腸内に多いと言われる菌を使っている点と、胃酸や胆汁の影響を全く受けない点が、多くのメディアでも注目を集めています。

ヨーグルトや乳酸菌飲料でうまくいってなければ、乳酸菌生産物質のサプリを試してみては

乳酸菌生産物質が配合されたサプリメント

乳酸菌生産物質配合
善玉菌サポートサプリメント
「スルーラ」

スルーラ 原材料:難消化性デキストリン、乳酸菌生産物質(大豆、乳酸菌)、海藻エキス、オリゴ糖、穀物醗酵エキス、野草発酵エキス(デキストリン、オリゴ糖、砂糖、てんさい糖、ヨモギ、その他)、乳酸菌凍結乾燥末、葉酸含有酵母、マキベリー果汁パウダー(マキベリー果汁、デキストリン、粉末モミガラ)、殺菌ビフィズス菌体、殺菌乳酸菌体、香料、アントシアニン色素、ビタミンC、甘味料(ステビア)、ニコチン酸アミド、ビタミンB12、L-バリン、L-ロイシン、L-イソロイシン、L-リジン塩酸塩、L-メチオニン、L-フェニルアラニン、L-トレオニン、L-トリプトファン、L-ヒスチジン、ビタミンB6、葉酸、抽出ビタミンE、ビタミンB1、[原材料の一部に大豆、乳、ヤマイモ、リンゴ、小麦を含む]

ダイエット効果が高い菌として知られる酪酸菌

ぬか漬けなどに含まれる「酪酸菌」は、太りにくい痩せ体質に導いてくれるダイエット効果が高い菌として、よく話題にあがります。

そのため、太りにくい体質に改善するために「ぬか漬けを日々の食事に取り入れる」というのも、ひとつの腸活ダイエットの方法です。

酪酸菌が太りにくい体質に導いてくれる理由は、腸内にある「短鎖脂肪酸」に関係があります。

短鎖脂肪酸には、脂肪を蓄積しにくくする、脂肪を燃焼させるという働きがあり、この短鎖脂肪酸を酪酸菌は増やしてくれるのです。

酪酸菌で短鎖脂肪酸を増やせば太りにくい体質に

酪酸菌が配合されたサプリメント

生きた酪酸菌を
1粒に1,700万個配合
「腸活革命」

腸活革命 原材料酪酸菌末(コーンスターチ、酪酸菌、乳糖)、ビフィズス菌末、サラシアエキス末、麦芽糖、難消化性デキストリン、フラクトオリゴ糖、穀物麹(大麦、あわ、ひえ、きび、タカキビ、紫黒米、米粉)、植物発酵エキス末、紅茶エキス末 / 結晶セルロース、ゼラチン、キトサン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素、カラメル色素、(一部に乳成分・かに・大豆・バナナ・やまいも・りんご・ゼラチンを含む)

酪酸菌&ユーグレナ配合
「CUBIRE(クビレ)」

CUBIRE 原材料:ユーグレナグラシリス(国内製造)、澱粉、フラクトオリゴ糖、マルトデキストリン、有胞子性乳酸菌、ビフィズス菌粉末、酪酸菌粉末、サラシアエキス粉末、キノコキトサン粉末、穀物麹/ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ステアリン酸カルシウム、二酸化ケイ素、着色料(酸化チタン)、(一部に大豆・乳成分を含む)

活性炭も腸活ダイエットには効果的

活性炭には目に見えない細かい穴が無数にあり、この穴が太る原因となる脂肪(油)や毒素、宿便を吸着、排出する働きをもっています。

宿便は、腸壁に何ヶ月もしくは何年もこびりついている便で、健康な人でも約3~5キログラムの宿便があるといわれていますが、活性炭のもつ宿便を排出する作用からダイエット効果が期待できるのです。

ちなみに、炭は英語で「Charcoal(チャコール)」と言いますが、活性炭の作用に着目したダイエットは「チャコールダイエット」と呼ばれ、海外セレブの間でも注目を集めています。

チャコール(炭)の作用に着目したダイエットは海外セレブにも注目されてるよ

活性炭が配合されたサプリメント

活性炭の吸着力で腸をデトックス
「くろしろ」

くろしろ 原材料赤松炭、難消化性デキストリン、アカシア食物繊維、米麹抽出濃縮物、大豆麹抽出濃縮物、乳酸菌、デキストリン、乳酸菌死菌体末、乳酸菌生産物質粉末(大豆・乳酸菌)、酵母、植物性乳酸菌(殺菌)、大豆ペプチド、コーンスターチ(遺伝子組換え不分別)、ブラックジンジャー抽出物、植物発酵乾燥末(オレンジ、キウイフルーツ、大豆、バナナ、リンゴ、ゴマ、カシューナッツを含む) 、植物発酵末(小麦、リンゴ、バナナを含む)、植物酵素エキス(バナナ、大豆、カシューナッツ、ゴマを含む)/セルロース、ゼラチン、ステアリン酸カルシウム、カラメル色素、レシチン(大豆由来)

体内をクレンズして痩せ菌を増やす
B-CLEANSE
(ビークレンズ)

ビークレンズ 原材料:難消化性デキストリン、エリスリトール、黒胡椒エキス末、発酵紅茶エキス末、殺菌乳酸菌末、植物発酵エキス末、ヤシガラ活性炭伊那赤松妙炭、L-カルニチンフマル酸塩、ヒハツエキス末、ギムネマシルベスタエキス末、豚プラセンタエキス末、ブラックジンジャーエキス末、プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨エキス末 / 炭末色素、酸味料、酸化マグネシウム、香料、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物)、ビタミンE、ベタイン、ヒアルロン酸、シクロデキストリン、葉酸、(一部に小麦・乳成分・オレンジ・キウイフルーツ・さけ・大豆・バナナ・もも・やまいも・リンゴ・ごま・カシューナッツを含む)

ダイエットサプリで効果を得るための条件

サプリメントの効果を考えるとき、そこにはいくつかの条件が関わってきます。

たとえば、製品の品質管理がしっかり行われていなければ期待する効果は得られませんし、飲み方を間違えれば、やはり効果は得られません。

また、いくらダイエットサプリを飲んでいるからといって、暴飲暴食をすれば意味がありませんし、運動不足が根本的な原因であれば適度な運動も必要となるでしょう。

サプリメントの品質管理を見極めるには

サプリメントに期待する効果を得るためには、製品の品質管理がしっかり行われているかどうかを、購入前にあらかじめ確認しておくことが大切です。

品質管理がしっかり行われているかどうかの目安となるのがGMP認定工場で製造しているかどうかです。

GMPとは厚生労働省が認めた医薬品等の品質管理基準のことで、この基準にのっとって製造されている認定工場であれば、品質管理はしっかり行われていると判断してよいでしょう。

なお、当サイトで紹介しているサプリメントは、すべてGMP認定工場で製造されたものです。

サプリメントを購入する前に、GMP認定工場で製造されているかどうかを確認しよう

機能性表示食品とは

機能性表示の例

機能性表示食品とは、事業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品のことを指し、消費者が正しい情報のもと商品を選択できるようになることを目的につくられた「機能性表示食品制度」によるものです。

分類上はサプリメントも食品なので、機能性表示食品として届け出を行っている製品があります。

サプリメントを購入する際は機能性表示も参考にすると、より期待する効果が得やすいでしょう。

機能性表示食品
「大人のカロリミット」

[届出表示] 本品にはギムネマ酸、桑の葉由来イミノシュガー(ファゴミンとして)、エピガロカテキンガレート、キトサン、インゲン豆由来ファセオラミン、ペンタメトキシフラボンが含まれます。本品は、食事の糖や脂肪の吸収を抑えて、食後の血糖値と血中中性脂肪値の上昇を抑える機能があります。また日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を代謝する力を高める機能があります。

機能性表示食品
「ネイチャーシェイプ13500」

[届出表示] 本品にはアフリカマンゴノキ由来エラグ酸が含まれています。アフリカマンゴノキ由来エラグ酸は、肥満気味の方の体脂肪率や血中中性脂肪、BMIの低下、および体重やウエスト周囲径の減少を助ける機能が報告されています。

機能性表示食品
「ビフィリゴ10000」

[届出表示] 本品にはビフィズス菌BB536が含まれます。ビフィズス菌BB536は、腸内環境を良好にし、便通を改善する(排便回数を増やす)ことが報告されています。おなかの調子を整えたい方に適した食品です。

飲む量やタイミング

サプリメントは摂取する量、いつ飲むかというタイミングによって効果が変わってしまうことがあります。

「サプリメントは薬ではないので、いつ飲んでもかまわない」という情報を目にしたことがあるかもしれませんし、たしかに健康食品なので用法用量に決まりはありません。

とはいえ、目安の摂取量や効果的な飲むタイミングについての記載は、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

適度な運動を心掛ける

サプリメントは、あくまでもダイエットを補助するものとして活用し、適度な運動を心掛けるようにしましょう。

腸活ダイエットサプリの効果は、年齢や身長・体重、消化吸収能力、食生活、飲酒の習慣、運動量などによって、人それぞれ変わってきます。

自分の体調の変化を見ながら、その効果を確認する習慣を身につけるとよいでしょう。

まとめ

今回は、腸活ダイエットサプリについて、どんな成分のものがよいか、いろんなサプリがある中で違いは何かなど、選び方についてもお話いたしました。

腸活ダイエットは、食生活などを見直し適度な運動も行うというのが前提にはなりますが、サプリで腸内環境を整えていくのも有効な手段なので、ぜひ今回の記事を参考にしていただければと思います。